ワークショップについて

日本母乳の会が開催する母乳育児ワークショップについて

日本母乳の会では、毎年8月の世界母乳週間に母乳育児シンポジウムを開催し、 さらに少人数で学ぶ、母乳育児ワークショップを年に1回~2回開催しております。

1992年に始まった母乳育児シンポジウム(当時の名称 : 母乳をすすめるための産科医と小児科医との集い)参加者は、わずか80数人でした。年々参加者が増え、ここ数年は毎回1000人を超える会となりました。

この間、シンポジウムは母乳育児を推進する大きな力となり、母乳育児に取組む施設は増えてきましたが、多人数のため皆様に十分な発言時間を確保することが 困難となりました。そこで、2002年からはシンポジウムと平行して、議論を深める ために5~6人という少人数で討議を行うワークショップ゚を開催しています。 

「どうすれば母乳育児支援できる体制を作ることができるか」 「自分たちの取組みの良い点 悪い点を論議しよう」 「母乳育児支援の具体的技術を身につけるには」 など、現場の方達が主体的に少人数で討論します。また、そのプロダクトを発表 していただくことで参加者が共有しようという意図をもって、ワークショップを開催 してまいりました。 

ワークショップに参加された方々は、施設における母乳育児推進の中心となられ、ユニセフ・WHOの「赤ちゃんにやさしい病院(Baby -Friendly Hospital;BHF)認定 への大きな力となっています。 昨年のBFHに認定された施設からは、たくさんの スタッフがワークショップに参加されました。日本母乳の会では、ワークショップを 「母乳育児成功のための10カ条」の教育の一環である18時間研修の一つとして 位置づけています。 BFH認定申請を希望される施設は、ぜひともご参加ください。